加圧トレーニングなら体脂肪を減らしながらダイエットができる!

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2018.08.24

目次

加圧トレーニングとは?

専用ベルトで加圧するトレーニング

ダイエットをするときに筋トレが重要だといわれています。極端な食事制限をするとリバウンドしやすいため、健康的に痩せるためには筋トレが基本です。筋トレは筋肉に負荷を与えて、一時的に筋肉を壊します。それを回復しながらより強い筋肉に仕上がるというのが、筋肉トレーニングです。

最近では、筋トレをより効率よく行うために「加圧トレーニング」というものが注目されています。専用のベルトを腕に巻いて、加圧した状態で筋トレをするというのです。通常の筋トレよりも負荷が大きくなるので、筋肉へのアプローチが大きくなります。

加圧トレーニングの効果

加圧トレーニングは、同じ筋トレをするよりも負荷がかかって効果を得ることができるというものです。筋トレに時間が取れなかったり、あまり運動が得意でないという人でも使えるトレーニング方法です。専用のベルトで筋肉の一部を加圧します。

すると、血液が流れにくくなって、自分ではわかりませんが筋肉には大きな負荷が与えられている状態になるのです。その状態で筋トレをして、ベルトを外すと、一気に血液が流れて「筋肉が作られやすくなる」「脂肪を燃焼する効果が高まる」という効果があるのです。

速筋と遅筋の両方が鍛えられる

筋肉には、2つの筋肉が備わっています。瞬発的な力を持っている筋肉「速筋」と、マラソンなどの持久力が必要な時に効果を出す「遅筋」という筋肉があります。速筋は鍛えやすい筋肉で、鍛えると太くなる、酸素がなくても糖をエネルギーに動くという特徴がありますが、遅筋は鍛えにくい分太くなりにくい、さらに酸素を使って動くという効果があります。

ダイエットをしていて筋トレをしたら足が太くなった、という人は速筋を鍛えてしまった可能性があるので、遅筋を鍛えるようにすると太くならずに鍛えることができます。加圧トレーニングの場合、筋トレをしているときに鍛えられるのは速筋です。しかし、加圧ベルトで血液の流れを悪くした状態で鍛えられる筋肉は遅筋なので、速筋と遅筋の両方を鍛えることができるのです。

加圧トレーニングの3つのメリット

(1)時短になる

ダイエットをしたいけれど時間がない、体を鍛えたいけど筋トレを長時間続けられない、という人には加圧トレーニングがおすすめです。加圧トレーニングは筋肉の血液を加圧して止めているので、もともと長時間行うように設計されていません。

  • そもそも短い時間で体を鍛えるためのトレーニングであること
  • 短い時間でも筋肉への効果がとても高いこと

こういったメリットがあります。

(2)脂肪燃焼効果が高い

血液を流れにくくした状態で筋肉を鍛えて、ベルトを外すと一気に筋肉へ血液が流れます。今までせき止められていたため鍛えられなかった筋肉が、我先にと成長していくので、成長ホルモンが多く分泌されます。そのため、筋肉の成長が早まるので、短い時間でも効果が出るのです。筋肉の成長が高まるということは、脂肪の燃焼効果が高いということになります。

(3)血流改善する

筋肉の血液を止めることで、身体全体の血液の流れをせき止めることになります。トレーニング後ベルトを外せば血液が一気に流れ出すので、血流改善の効果があります。そのため、冷え性やむくみなどを解消してくれ、さらに肩こりなどの不調も改善してくれるという効果があります。

アンチエイジング効果も期待できる

女性に嬉しいアンチエイジングという言葉。アンチエイジングとは、若返りという意味で、肌のハリやツヤなどが失われて衰えるのを防ぐというものです。一般的に化粧品やメイクなどでアンチエイジングを行いますが、加圧トレーニングを行うと、筋肉の成長ホルモンが大量に作られるので、お肌などのアンチエイジングにも効果があるようです。

成長ホルモンが大量に分泌されていると、アミノ酸が作られて肌に行き渡るので、美容液よりも効果のあるアンチエイジング効果が期待できます。女性だけでなく、男性の若返りにも効果があります。

加圧トレーニングは体脂肪に効果がある!

脂肪燃焼効果が高い

加圧トレーニングは、速筋と遅筋の両方にアプローチできるため、筋肉の成長を促します。さらに、血液が流れだしたあと、急速に筋肉が作られ、脂肪が分解されるので、体脂肪率が下がりやすいダイエット方法なのです。脂肪が減る=体脂肪率が下がるということなので、加圧トレーニングを行うことで体脂肪率を上げることができます。筋肉量が上がれば基礎代謝もアップするので、日常生活でカロリー消費をすることができます。

ダイエットとしても体脂肪を下げて引き締まった身体を手に入れるのにも効果的なトレーニング方法です。体脂肪率の低いマッチョな身体は、無酸素運動を行ったときに得られる乳酸によって作られることが分かっています。乳酸の濃度を高めるためには、無酸素運動を定期的に長時間行う必要があったのですが、加圧トレーニングなら短い時間でも乳酸の量を高めることができるので、体脂肪率を減らすという意味では効果的です。

長期的なトレーニングが効果的

加圧トレーニングは毎日行うものではなく、筋肉を鍛え、超回復をさせて引き締めながらさらに筋肉を鍛える必要があるので、長期的なトレーニングが重要になります。加圧トレーニングの効果を最大限に引き出すには、以下のような期間でトレーニングを行いましょう。

  • 加圧トレーニングは30分以上行う
  • 週に2回以上のトレーニングを行う
  • 2カ月以上継続して行う

加圧トレーニングはダイエット効果も体脂肪率を下げる効果もありますが、すぐに体重の減少につながるダイエット方法でもないので、長期的に加圧トレーニングを行う必要があります。おおよそ2カ月間トレーニングを行うと、効果が出やすいとされています。

効率よく体脂肪を減らすためには

(1)有酸素運動を組み合わせる

加圧トレーニングは筋肉量を増やすものなので無酸素運動がメインです。身体を鍛えてマッチョになるのであれば加圧トレーニングだけでも良いですが、引き締めやダイエット効果を期待するなら有酸素運動も取り入れましょう。

加圧トレーニングで筋トレを行った後に、ジョギングやウォーキングといった有酸素運動を取り入れましょう。有酸素運動は脂肪燃焼効果を高めるので、体脂肪率を下げる意味でも有酸素運動を取り入れるのは効果的です。加圧トレーニングができるジムにはランニングマシンが置いてあることが多いので、積極的に利用しましょう。

(2)食事面も気を付ける

筋肉を作る時には、エネルギーと筋肉を作るための栄養素が必要になります。食事によってエネルギーを得ることはもちろんですが、筋肉に効果のあるたんぱく質を取り入れることで、効果的に筋肉を身に着けることができます。

運動をしてから30分以内にたんぱく質を摂取すると筋肉が作られやすくなるようなので、運動後はたんぱく質を積極的に食べるようにしましょう。運動をしていない休みの日も、筋肉を作っているので加圧トレーニングを行っているときは「低炭水化物・高たんぱく質」な食事に変えていきましょう。

(3)インストラクターに管理してもらう

加圧トレーニングは講習を受ければ自宅でも行うことができるトレーニングです。しかし、インストラクターに管理してもらうことで、自分に合ったトレーニング方法・スケジュール方法を提案してもらえます。自分の苦手なものを克服する方がよいか、得意なものを伸ばすか相談できるのでより効果的に体脂肪率を下げることができます。

目標はどうなっているか、現在はどうなっていて、今週はどうするべきかを的確にアドバイスをしてくれます。さらに、オーバーワークの場合はストップを入れてくれるので、プロに従った方がやはり簡単に筋肉をつけることができます。筋トレをするうえでの悩みや相談なども行えるので、専属のインストラクターと一緒に加圧トレーニングしていきましょう。

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