ダイエットをしても、どうしても痩せることができませんでした。 加圧トレーニンぐには気になるのですが…
腹筋の加圧トレーニングは加圧シャツで!そのメカニズムと効果とは?
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2018.08.12
カテゴリー: 加圧トレーニングボディメイク
加圧トレーニングで腹筋を割るとは?
腹筋は加圧トレーニングの対象なのか?
加圧トレーニングといえば、専用の弾性ベルトを、強化したい部位に巻いてレジスタンストレーニングを行う筋力アップと筋肉増大のためのトレーニング方法です。そして、この弾性ベルトを巻く部位は腕と脚となっており、お腹は対象にはなっていません。
それでは、腹筋は加圧トレーニングの対象ではないのかといえば、弾性ベルトを巻いて行う対象ではないものの、効果を期待するという意味では対象といえるかもしれません。弾性ベルトを巻く部位が腕であれ、脚であれ、最終的に分泌される成長ホルモンの多さによって、その効果は腹部を含む他の部位にも及ぶと考えることができるためです。
また、本来の加圧トレーニングでは腕と脚にしか巻くことがない弾性ベルトですが、現在では同様の効果を狙ったお腹に巻くベルトが複数販売されています。こうした腹筋増強用のベルトにどこまでの効果が見込めるのかは定かではないものの、理論的には効果があってもおかしくないでしょう。
腹筋を割るためのトレーニング
さて、成長ホルモンの大量分泌からの腹筋の増強を見込む場合、腕や脚だけでなく、腹部も同時にレジスタンストレーニングを行う必要があります。筋力アップ、筋肉増量のメカニズムには、成長ホルモンが体脂肪から筋肉を作るステージがあり、その部位の環境が乳酸の上昇などが過酷であれば、より効果が見込めます。そして、成長ホルモンは全身を巡り、腹部にも到達しているのです。
加圧トレーニングにおいて、この過酷な環境を作るのが専用の弾性ベルトの役割です。加圧によって血流を低下させ、低酸素状態を作り、乳酸などを多くためこませます。弾性ベルトを巻いていない腹部で効果を高め、腹筋を割ろうとするならば、腹部のレジスタンストレーニングはある程度強いものにならざるを得ないともいえるでしょう。
加圧シャツという新しいアイテム
腹筋の増強に効果を期待される加圧シャツ
さて、腹筋を割るために腕や脚に弾性ベルトを巻いた加圧トレーニングに合わせて、腹部においても別途レジスタンストレーニングを行うのは楽ではないかもしれません。そもそも、加圧トレーニングに期待されているのは、過酷なレジスタンストレーニングを低負荷で効果の高いものに変えるというメリットです。しかも、トレーニング時間の短縮も考慮されています。
それにもかかわらず、通常のレジスタンストレーニングまでするのは難しいと感じられるでしょう。そうした人の間で人気になっているのが「加圧シャツ」です。弾性ベルトの衣服版とでもいうべきもので、着る加圧ベルトだと考えればわかりやすいでしょう。ただし、加圧シャツが筋肉を増強するメカニズムは、加圧トレーニングのそれとは異なります。
加圧シャツの着心地
加圧シャツは、圧がなければ意味がないことから、普通のシャツのような着心地は期待できません。胴体、腹部を締め付ける感覚があります。そのため、窮屈なのが苦手だという人の場合は、普通のシャツの変わりに一日中着たままで過ごすことは困難なこともあるでしょう。
しかし、加圧シャツは適度な圧力で24時間の着用を可能にしているアイテムです。腹筋を増強したいなら、多少の違和感も許容範囲だと考えて、できる限り長時間の着用を考えるべきかもしれません。また、締め付け感が心地よいと思える人もいるなど、感想にも個人差があります。
加圧シャツにもいろいろある
加圧シャツは一種類だけではなく、複数の商品が流通しています。そのため、どれを選ぶかによって効果の程度が違うなど、性能差の問題も考えるべきです。有名な商品を真似た類似品や粗悪品には注意する必要があります。
加圧シャツの機能と主な加圧シャツ
加圧シャツのメカニズム
加圧シャツが筋肉を増強するメカニズムと、加圧トレーニングのメカニズムが異なることは前述したとおりです。どこが違うのかといえば、血流の制限から違います。加圧トレーニングでは、専用の弾性ベルトを腕や脚に巻くことで血流を制限します。そこから、低酸素状態、乳酸の蓄積といった厳しい環境を作り出し、成長ホルモンの分泌を促進することで筋肉増強につなげるという流れです。
しかし、加圧シャツには血流を制限する機能はありません。だからこそ、24時間の着用が可能となっており、誰の指導を受けることなく着ることが可能です。もし、血流を制限している状態で24時間365日着続けたら大変なことになるでしょう。加圧シャツが腹筋を増強する仕組みは、素材にあります。主な加圧シャツの素材はナイロンとポリウレタンです。
このポリウレタンは、スパンデックスと呼ばれている耐久性の高い弾性繊維です。スパンデックスが多めに使われていることで、強いサポート効果が生まれます。加圧シャツを着ると背筋が伸びると感じるのも、このスパンデックスの特徴だといえます。そして、スパンデックスを使用した加圧シャツが腹部を締め付けることで、腹筋の割れを期待できるということです。
主な加圧シャツ
それでは、ここからは加圧トレーニングを行っている人たちから人気の高い、主な加圧シャツをチェックしていきましょう。
金剛筋シャツ
金剛筋シャツは、腹筋を鍛えたい男性に人気の高い加圧シャツです。その強力な締め付け感で、鍛えたい部位への意識が高まるというメリットもあります。金剛筋シャツは、人間工学に基づいた設計で、効果的な圧力を加えるシャツです。ナイロンとスパンデックスの割合が8対2となっており、スパンデックスの効果をより期待できる製品になっています。
MUSCLE PRESS(マッスルプレス)
MUSCLE PRESS(マッスルプレス)は、黒がメインで白もあるのが一般的な加圧シャツの市場において、5種類のカラーが用意されている点が第一の特徴といえます。また、MUSCLE PRESS(マッスルプレス)では、インナーマッスルを鍛えるために、加圧シャツに加えてサプリメントも用意されています。
ナイロンとスパンデックスの割合は95対5となっており、金剛筋シャツの締め付けが気になる人には、MUSCLE PRESS(マッスルプレス)の方が向いているかもしれません。
バルクアップアーマープロ
バルクアップアーマープロは、利用者の98%が加圧の力を実感したとされる加圧シャツです。また、サプリメントも用意されています。スーツの下に着用する人もいます。
DANXY(ダンシー)
加圧シャツランキングで1位になったこともあるとされるDANXY(ダンシー)も、他の3商品同様に効果を期待されている加圧シャツです。
腹筋を割るためにはいつまで続けるべきか
加圧トレーニングで腹筋を割るためには、どのくらいの期間続ければよいかという質問に、正確な答えは存在しません。専用の弾性ベルトを使った加圧トレーニングにしても、ベルトを巻いていない腹部の効果がどこまであるかは定かではないことに加え、効果には個人差もあるからです。たとえ、腹部にベルトを巻いたとしても答えはでません。
また、加圧シャツを使った腹筋トレーニングの場合では、着るだけで腹筋が割れるというものではないため、より控えめな回答になるでしょう。とはいえ、加圧トレーニングにしても加圧シャツにしても、それぞれに有効な作用があることから、続けないよりは続けた方がよいといえます。つまり、ここまでやれば腹筋が割れるということではなく、腹筋が割れることを目指して継続するのがよいだろうということです。
もちろん、ただ続ければよいというものでもありませんので、これ以上は続けられないという理由があれば、その時点でやめるという選択肢もあります。その判断をするのは自分自身です。そして、健康に問題があったり、無理をしたりするのはよくないですが、腹筋が割れるまで続けるぞという強い意思を持って行うこともありだといえます。
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